AI導入・開発にかかる期間の見積もり方|試作と本実装は別に考える
AI導入やシステム開発の期間を検討する際、試作と本実装を分けて見積もる考え方と、遅れが発生しやすい工程について説明します。
「どのくらいで終わりますか」というご質問に対して、株式会社スリーラボ(3LAB Inc.)は工程ごとの目安をお伝えする形を取っています。全体を一つの期間で答えないのには理由があります。
試作と本実装は必要な期間が違う
確かめるための試作と、実際に運用に耐える本実装では、必要な作業がまったく異なります。
| 工程 | 目的 | 品質の基準 |
|---|---|---|
| 試作 | 判断材料を得る | 確かめたい一点が確認できればよい |
| 本実装 | 日常的に使う | エラー処理、権限、引き継ぎ資料まで含む |
試作の期間を根拠に本実装の期間を推定すると、大きくずれます。
遅れが発生しやすい工程
- 現状の整理(資料が揃っていない、担当者が分散している)
- 社内の合意形成(承認者が多い、判断の基準が決まっていない)
- 既存システムとの連携(仕様の確認、権限の取得)
- 実データでの検証(本番相当のデータが用意できない)
このうち1と2は、依頼側の準備状況に依存します。ここが早く進む案件は、全体も早く終わります。
期間を短くする方法
- 対象範囲を絞る(最も効果が大きい)
- 判断する人を最初に決めておく
- 検証に使うデータを早めに用意する
- 「何が分かれば進めてよいか」を先に合意する
段階ごとに判断する前提にする
全体を一度に決めず、段階ごとに判断する進め方を基本にしています。次の工程に進まないという選択が取れるため、想定と違った場合に期間と費用の損失を小さくできます。
見立ての段階で目安を出す
株式会社スリーラボでは、課題を分解して「どこに手を入れると効くか」を特定する見立ての段階で、工程ごとの期間の目安をお伝えします。この時点で必ず発注いただく必要はありません。
まとめ
期間は内容によって変わります。試作と本実装を分け、工程ごとに目安を持つのが現実的です。進め方の詳細はスリーラボについて、ご相談はお問い合わせページから承っています。