見積もりが妥当か判断する方法|金額より先に見るべき4つの項目
提示された見積もりが妥当かどうかを、相場を知らなくても判断するための観点を整理します。金額以外に確認すべき項目を扱います。
「提示された見積もりが妥当か判断できない」というご相談は多くいただきます。相場を知らない状態でも、確認できる項目はあります。
金額より先に見る4項目
- 作業が工程ごとに分解されているか 「システム開発一式」とだけ書かれた見積もりは、何にいくらかかっているのかを検証できません。
- 何が含まれ、何が含まれないかが書かれているか 含まれないものが書かれている見積もりのほうが、後の認識違いが少なくなります。
- 途中で仕様が変わった場合の扱いが決まっているか 変更が発生しない案件はほぼありません。条件が書かれていない場合、都度交渉になります。
- 納品物に、運用手順や判断の理由が含まれるか 実物だけが納品される契約だと、引き継ぎのたびに調査費用が発生します。
相見積もりの比べ方
複数社から取る場合、金額を並べるだけでは比較になりません。前提が違うためです。
| 比較する軸 | 見るポイント |
|---|---|
| 範囲 | 同じ作業を含んでいるか |
| 前提 | 現状の整理を誰がやるか |
| 体制 | 誰が実作業を行うか |
| 期間 | 工程ごとの目安があるか |
| 引き渡し | 何が手元に残るか |
範囲が違う見積もりを金額だけで比べると、安いほうを選んで後から追加になります。
極端に安い見積もりを見るとき
安い理由が説明できる場合(範囲が狭い、既存の資産を使う)は問題ありません。理由が説明されない場合は、範囲の想定が異なっている可能性があります。
質問してよい
分からない項目は、そのまま質問して構いません。専門用語なしで説明できるかどうかも、判断材料の一つになります。
第三者に見てもらう
株式会社スリーラボ(3LAB Inc.)では、見積もりの妥当性確認を技術顧問(ADVISORY)としてお受けしています。実装を請け負う立場ではなく、内容を見る側として関わる形です。
まとめ
見積もりは、金額より先に工程の分解・範囲・変更条件・納品物を確認します。判断に迷う場合は事業内容のページをご覧のうえ、お問い合わせページからご相談ください。