プロンプトをテンプレート化する方法|属人化させずに社内で共有する
生成AIの使い方が個人差に左右されないよう、プロンプトをテンプレートとして整備する手順と、運用を続けるための管理方法を説明します。
同じツールを使っているのに、人によって結果の質が大きく違う。これは生成AIの導入後によく起きる状態です。原因の多くは、うまく使えている人のやり方が共有されていないことにあります。
テンプレート化で解決すること
- 人によって結果の質が違う
- 使い方を毎回ゼロから考えている
- 新しく入った人が同じ水準に到達するまで時間がかかる
いずれも、うまくいった指示文を再利用できる形にすることで小さくなります。
テンプレートに含める4要素
- 役割(誰として答えてほしいか)
- 前提(対象読者、社内ルール、使ってよい表現)
- 入力(どの情報を貼り付けるか)
- 出力形式(見出し構成、文字数、箇条書きの有無)
4番目を書いておくと、結果のばらつきが大きく減ります。「箇条書きで5つ、各40字以内」のように具体的に指定します。
業務ごとに分けて管理する
汎用の万能テンプレートを1つ作るより、業務ごとに分けたほうが実用的です。
| 業務 | テンプレートの例 |
|---|---|
| 議事録 | 録音の文字起こしから決定事項とTODOを抽出する |
| メール返信 | 受信文と方針を入れ、丁寧度を指定して下書きを作る |
| 資料作成 | 目的と読者を入れ、章立てのたたき台を出す |
運用を続けるための管理
テンプレートは作って終わりにすると陳腐化します。次の3点を決めておきます。
- どこに置くか(全員が同じ場所を見る)
- 誰が更新してよいか
- 使われていないものをいつ削るか
3番目が抜けると、数が増えすぎて探せなくなります。増やすことより、使われていないものを減らすほうが定着に効きます。
まとめ
プロンプトのテンプレート化は、生成AIを個人技から社内の仕組みに変える工程です。株式会社スリーラボ(3LAB Inc.)では、業務ごとのプロンプト設計とテンプレート化を導入支援の一部として行い、プロンプト集・操作手順書としてお渡ししています。詳細は事業内容のページをご覧ください。