採用業務にAIを使うときの注意点|評価に使わず、準備の負荷を下げる
採用業務に生成AIを取り入れる場合、どの工程なら使ってよく、どの工程は人が担うべきかを、応募者への影響という観点から整理します。
採用業務は、応募者の人生に直接影響する領域です。そのため、AIを使う工程の切り分けは他の業務より慎重に決める必要があります。
評価・選考の判断には使わない
書類の合否判定や、面接評価の点数付けをAIに委ねる設計はおすすめできません。判断の根拠を説明できなくなり、公平性の説明責任を果たせなくなるためです。
株式会社スリーラボ(3LAB Inc.)では、判断の責任が重い工程はAIの適用対象から外すことを基本にしています。
効果が出る工程
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 求人票の作成 | 職務内容のたたき台、表現の統一 |
| 募集要項の点検 | 分かりにくい表現、抜けている項目の洗い出し |
| 面接質問の設計 | 職種ごとの質問案の作成 |
| 応募者への連絡文 | 日程調整・案内メールの下書き |
| 面接記録の整理 | 記録から要点を抽出する(評価はしない) |
いずれも、準備と事務の負荷を下げる工程です。
求人票づくりで注意すること
AIが書いた文章は、そのままだと一般的な表現になりがちです。自社らしさは人が入れます。
- 実際の業務内容と乖離していないか
- 誇張した表現になっていないか
- 差別的・限定的な表現が混じっていないか
3番目は、法令上も重要な確認点です。生成物をそのまま公開せず、必ず人が確認します。
応募者に伝えること
AIを選考のどこかで使う場合は、その範囲を明示できる状態にしておきます。説明できない使い方はしない、という基準が最も分かりやすい線引きです。
まとめ
採用業務では、評価の判断にはAIを使わず、準備と事務の工程で負荷を下げます。株式会社スリーラボ(3LAB Inc.)は、業務ごとにAIが効く工程と使わないほうがよい工程を切り分けてお伝えしています。詳しくは事業内容のページをご覧ください。