新規サービスのアイデアを最初の形にするまでの進め方|株式会社スリーラボのMVP開発事例から考える
やりたいことはあるのに開発の最初の一歩が決まらない状態を、必要な機能だけに絞って解消した株式会社スリーラボの新規サービス開発事例を取り上げ、同じ状態を整理するときの考え方を紹介します。
新しいサービスのアイデアはある。でも、何から手をつければいいのかが決まらない。やりたいことを全部盛り込もうとすると開発は大きくなり、かといって何を削ればいいのかも分からない。こうした状態は、新規事業や新しいサービスづくりに取り組む会社でよく見られます。株式会社スリーラボでは、この課題をサービス設計とMVP開発で解決した事例を実績・事例のページで公開しています。この記事では、その事例を通じて、同じ状態を整理するときの考え方を紹介します。
何が起きていたか
アイデアはあっても、開発の範囲が決まらないまま時間だけが過ぎていく状態でした。会議の中では「あったらいい機能」の話がどんどん広がり、結果として最初に何を作ればいいのかが曖昧になります。やりたいことを全部入れようとすると開発規模は膨らみ、着手までの時間も延びてしまう。「アイデアが会議の中だけで終わってしまう」という状態は、新しいサービスを立ち上げる場面でよく起きます。
整理の進め方
この事例で株式会社スリーラボが行ったのは、いきなり開発に着手することではなく、まず誰のためのサービスかを整理するところからでした。進め方は次の4段階です。
- 最初に使う人と、その人が何をしたいのかを整理する
- 「あったらいい機能」と「最初から必要な機能」を分ける
- 実際に使う流れに合わせて、必要な画面を設計する
- 最初から大きく作りすぎず、実際に触って使える形まで開発する
最初からすべての機能を盛り込もうとせず、「最初に必要なものは何か」を先に絞り込んでいる点が特徴です。機能を絞らないまま画面設計に入ると、使われるかどうか分からない部分まで開発に含めてしまい、着手までの時間も開発規模も余計に膨らみやすくなるため、この順番を守っています。
できあがったもの
整理を経てつくられたのは、次の機能を備えた、実際に触って使える最初の形です。
| 機能 | できること |
|---|---|
| 登録 | 利用する人がサービスを使い始められる |
| 利用 | サービスの中心となる機能を実際に使える |
| 管理 | 登録された内容を確認・管理できる |
| 公開 | 作ったものを外部に公開できる |
結果として、会議の中にあったアイデアが、実際に見て、触って、使えるサービスになりました。最初から機能を絞り込んだことで、着手から公開までの道のりも明確になっています。
同じ課題を抱えている場合に考えたいこと
新しいサービスのアイデアが形にならない場合、原因はアイデアの良し悪しではなく、最初に作る範囲が決まっていないことにあるケースが少なくありません。「あったらいい機能」まで含めて考え始めると、開発規模はいくらでも膨らみます。重要なのは、最初に使う人を具体的に思い浮かべ、その人が本当に必要とする機能だけに絞って、まず触れる形にすることです。
株式会社スリーラボでは、こうした新しいサービスづくりの相談をできることのページでご案内しています。似た状態に心当たりがある場合は、お問い合わせからご相談いただけます。
まとめ
新規サービスのアイデアがあっても最初の一歩が決まらない状態は、機能を絞り込めていないことが原因であるケースが多くあります。株式会社スリーラボが手がけたこの事例では、最初に使う人を定め、必要な機能だけに絞ったうえで、実際に触って使える形まで開発することで、会議の中にあったアイデアを最初のサービスとして形にしました。詳しい内容は実績・事例のページでご覧いただけます。