顧客情報があちこちに分かれている状態をどう直すか|株式会社スリーラボの業務システム開発事例から考える進め方
顧客情報、契約状況、対応履歴が別々の表やツールに分かれている状態を、ひとつの画面にまとめた株式会社スリーラボの業務システム開発事例を取り上げ、同じ課題を整理するときの考え方を紹介します。
顧客について確認したいことはひとつなのに、情報の置き場所が分かれている。顧客情報はこの表、契約状況は別の画面、過去の対応はまた別のツール。こうした状態は、会員制サービスや顧客対応を抱える会社でよく見られます。株式会社スリーラボでは、この課題を業務システム開発で解決した事例を実績・事例のページで公開しています。この記事では、その事例を通じて、同じ状態を整理するときの考え方を紹介します。
何が起きていたか
情報の保存場所が分かれていると、担当者ごとに確認する手順も変わってしまいます。ある担当者は表を見て、別の担当者はツールを見る。そのため「今どこまで対応しているか」がチーム内で共有しにくくなり、同じ顧客に二重で連絡してしまう、確認漏れに気づかないといったことが起きやすくなります。
整理の進め方
この事例で株式会社スリーラボが行ったのは、情報を一気にシステム化することではなく、まず普段の対応で本当に必要な情報だけを洗い出すところからでした。進め方は次の4段階です。
- 普段の対応で、本当に必要な情報だけを整理する
- 顧客情報・契約状況・対応履歴をひとつの画面にまとめる
- 名前や条件から、必要な顧客をすぐ探せるようにする
- 誰が、いつ、どこまで対応したかを共有できる状態にする
最初から全部の機能を盛り込もうとせず、「今の対応で本当に使っている情報は何か」を先に絞り込んでいる点が特徴です。いきなり画面設計に入ると、使われない項目まで抱え込んだシステムになりやすいため、この順番を守っています。
できあがった仕組み
整理を経てつくられたのは、次の要素をひとつの管理画面にまとめた仕組みです。
| まとめた情報 | 目的 |
|---|---|
| 顧客情報 | 基本情報をすぐ確認できるようにする |
| 契約状況 | 別画面を開かずに状況を把握する |
| 対応履歴・メモ | 過去のやり取りをその場で追える |
| 検索・絞り込み | 必要な顧客をすぐ見つける |
結果として、「あの情報どこだっけ?」と探す時間が減り、顧客の状況をすぐ確認できるようになりました。担当者同士で対応状況を共有しやすくなったことも、合わせて得られた変化です。
同じ課題を抱えている場合に考えたいこと
情報があちこちに分かれる状態は、サービスの規模が大きくなるほど自然に起きやすくなります。エクセルの表が増える、ツールを追加するたびに情報が分散する、という流れは珍しくありません。重要なのは、分散した情報をすべて一度にまとめようとするのではなく、普段の対応で実際に使っている情報から優先順位をつけて整理することです。
株式会社スリーラボでは、こうした業務システム開発の相談をできることのページでご案内しています。似た状態に心当たりがある場合は、お問い合わせからご相談いただけます。
まとめ
顧客情報、契約状況、対応履歴が別々の場所に分かれている状態は、確認の手間を増やし、チーム内の情報共有も難しくします。株式会社スリーラボが手がけたこの事例では、必要な情報を先に絞り込んでからひとつの画面にまとめることで、探す手間を減らし、対応状況を共有しやすい状態をつくりました。詳しい内容は実績・事例のページでご覧いただけます。